支援内容

エンゲージメントとは「婚約」「約束」「絆」を意味する言葉であり、エンゲージメントが高いとは、個人と会社がともに成長するためにお互いの信頼関係が高まっている状態を指しています。これから人事諸制度を整備するうえにおいて、無視できないキーワードとなります。

人事諸制度は「企業が期待する仕事の出来栄えや能力の発揮水準に対し、実際どのような仕事ぶりであったかを判断する」といった人事評価制度を中核にすえ構築します。なぜなら人事評価は、賞与、昇給、昇格・昇進や人材育成及び目標管理などの人事諸制度の運営に欠かせない人材情報を提供する役割を担うからです。そして、正しい人事評価制度は人事諸制度の共通の根として、人事方針に一貫して貫かれ相互に連動させるエンゲージメントの高い組織づくりを実現します。

私どもが今一番多く手掛けているのが、この人事評価制度の整備です。ぜひご相談ください。

コロナ下における経営環境の変化に伴い中小企業には新たな変革が求められてきます。たとえば、賃上げ原資を確保するに必要な付加価値創出やグリーン化、デジタル化の潮流に対応していくための思い切った事業再構築の取り組み及び生産性向上など企業の足腰強化と事業環境整備が不可欠となってくるのではないでしょうか。

事業は商品やサービスを「つくる(創る、作る）」と「売る」といった2大テーマのバランスの上に成り立つものです。なにも、画期的なものを開発し、大量に製造し、たくさん売るといった規模の大きさを求める必要はありません。従業員数名の小規模事業者でも数十人規模の事業者であってもその立場立場において持ち味を生かし、世のため人のために貢献することが重要です。その企業固有の「つくる」と「売る」の新たな展開方法を示した事業再構築の方向性を『事業プラン』としてまとめる支援を行います。

当然ですが事業プランは実践されなければただの夢です。少し厳しい表現をすれば「酔生夢死」（まるで夢を見た心地のまま一生を終えるという意味）の徒にすぎなくなってしまいかねません。「覚悟を決めて実践する」しくみも合わせて構築します。

人材育成とは「その企業に必要な仕事ができるように育てていく活動」です。学校と違って企業がおこなう育成は常にコストパフォーマンスが求められます。つまり育成の成果を出さなければなりません。しかも中小企業の場合にはできるだけ短い期間で成果がコストを上回ることが求められるでしょう。人の成長には時間がかかる場合もありますが、それでも成果のほうが大きくならなければなりません。当たり前かもしれませんがこれが人材育成の基本的な考え方です。

人材育成は基本的に企業内で行います。なぜなら人は事業活動の中で育つからです。しかし、場当たり的に思いつきで行うのでは効果は薄れるでしょう。また、実際に指導できる人が社内にいなければ、外部から指導者を招いて研修などを企画することになります。私どもでは人材育成を必要としている企業の経営方針に基づく人材ビジョンや事業プランなどをお聞きしたうえで対象となる人材層の成長プロセスに沿った企業固有の研修を企画します。ご相談ください。

企業には現状維持というものはありません。紆余曲折の状態はあるものの絶えず成長へと好循環しているか、転落への悪循環しているかいずれか一つではないでしょうか。経営者がこれに気づく気づかないにかかわらず年1回程度は経営診断を行うことをお勧めします。

経営診断は「健康診断」と同じです。健康状態を診ることによって成長循環に向けた課題を発見します。健康だと思っていたところがいつの間にか病気にかかっていたということがあるように、判っているつもりのことが、いつの間にか忘れてしまっていたということが良くあります。だから定期的に経営診断を行っていただきたいのです。

企業固有の問題を発見し、その問題を解決するための固有の方法を考え出し、いつ、何から手を付けるのかといった経営診断の実施の方法につきましてはぜひご相談ください。